環境・エネルギー研究への取り組み​

産業革命以降、私たちは化石資源の大量消費に支えられて豊かさを享受してきました。その結果、二酸化炭素の大量放出による急速な気候変動という重大な問題に直面してしまいました。次の世紀を超える持続可能な社会を構築するためには、化石資源利用の削減を進めるとともに、太陽光、水力、風力、バイオマスといった自然エネルギーの導入を着実に進めていく必要があります。私たちの研究室では、これまでに環境負荷の低い天然ガスを水素に変換して利用する技術に取り組んできました。これらの研究は現在も進めています。しかし、さらなる二酸化炭素排出削減のためには、化石資源に依存しない社会の構築が必要です。変動の大きな自然エネルギー由来の電力を私たちの暮らしに役立てるには、二酸化炭素を発生しない液体燃料に変換する必要があります。私たちの研究室では水と電力と空気からアンモニアを一段階で合成するアンモニア電解合成技術に取り組んでいます。また、不要の二酸化炭素を炭素資源として利用する方法にも取り組んでいます。自然エネルギー由来の水素と二酸化炭素から、効率的にメタノールを合成することができれば、多くの日用品を化石資源に頼らずに作ることができます。私たちの研究室ではこのような低炭素技術に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。

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2013年10月7日
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